フレーキングとは、刃先の表面が剥離してしまった状態のことを示します。

フレーキングの発生は、切削速度が遅すぎることが原因の1つです。
その他にもフライス盤加工のような断続加工時や
急な温度変化によってもフレーキングは起こりやすくなります。
また、切りくずの排出性が低いこともフレーキングを起こしやすくなるのです。

切削速度を刃先に負荷がかかりすぎない程度に上げたり、
クーラントの見直しによりフレーキング防止につながるでしょう。
工具の形状に着目し、チップポケットが大きいものを選び、切りくずの排出性をアップさせるのも効果的です。